クコ

基本情報(クリックで開く)
ナス科
クコ属
学名Lycium chinense Mill.
落葉低木 | 花期 7~11月
分布本州~沖縄、朝鮮半島、中国、台湾
環境日当たりのよい原野、海岸、土手

■ 全体

*高さ1~2m、よく分枝する
ー2025.12.31

■ 葉

*葉の表、互生する
*葉の裏、表裏面とも無毛
*托葉
*短枝が変化した刺
*葉は楕円形~披針形
*葉身は長さ2~4cm
*刺の基部に冬芽をつける
(写真は冬芽無し)
*枝にははっきりとした稜がある
ー2025.12.31

■ 果実

*秋~冬にかけて果実をつける
*熟すと緑色から赤色に変化する
*液果で長さ1cmの楕円形
*様々な色の果実
*萼は鐘形で上部はふつう5裂
ー2025.12.31

葉は表裏面共に無毛で、葉の基部にトゲがある

果実は液果で表面は滑らか

葉は表裏面共に無毛で葉の基部にトゲがある

果実は液果で表面は滑らか

初見、グミの仲間と思ったため、違いを参考に記載(全く違う…)

クコグミ類
両面ともに無毛鱗状毛や星状毛が生える
果実液果で表面は滑らか、萼は上につく偽果(萼筒の基部が肥大化して種子を包む)表面には鱗状毛や星状毛が密生する
枝には稜があり、葉の基部にトゲがある枝には稜が無い、葉の基部にトゲを持つ種もある(ナワシログミ、アキグミ等)

 「痛っ」 実がなっていたので観察しようと思い、質感を確かめるためにクコの枝葉を握った際に出た言葉。よく見ると枝に立派なトゲがあった。トゲのみならず、危険な虫等がついている可能性もあるため、不用意に植物に触ってはいけない(戒め)。
 果実がついている状態で観察したため、グミの仲間かと思ったが、調べてみるとナス科のクコであった。確かにトマトみたいな感じはある。 
 また、クコといえば杏仁豆腐の上に載っているイメージしかなかったが、果実酒や砂糖漬けにする他、乾燥した果実は解熱作用があるらしい。

  • 山溪ハンディ図鑑 5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物. p366~367(クコ)
  • 山溪ハンディ図鑑 4樹に咲く花 離弁花②.p556~587(グミ科)
  • 山溪ハンディ図鑑5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物(クコ)
  • 山溪ハンディ図鑑 4樹に咲く花 離弁花②(グミ科)

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