メドハギ
植物情報
基本情報(クリックで開く)
| 科 | マメ科 |
|---|---|
| 属 | ハギ属 |
| 学名 | Lespedeza cuneata (Dum.Cours.) G.Don var. cuneata |
| 型 | 多年草 | 花期 8~10月 |
| 分布 | 日本全土 |
| 環境 | 日当たりの良い草地や道端 |
植物写真
■ 全体・茎



ー2026.10.3
■ 葉








■ 花






ー2026.10.3
■ 果実・種子





ー2026.10.3
類似種との区別点
ハイメドハギ
- 茎の毛が開出する
→メドハギは茎の毛が伏生する - 小葉がメドハギよりも短い
- 旗弁全体と側弁、竜骨弁の先端が紫色を帯びる
- 本州、四国、九州に分布
シベリアメドハギ
- 閉鎖花の萼片に3脈があり、豆果と萼片がほぼ同じ長さ
→メドハギは萼片に脈が1つしかない - 中部地方以北に分布するとされる
フィールドアーカイブ
果実が熟しても裂開せず、閉鎖花もつけるという点で特徴的なマメ科植物。
個人的には、閉鎖花よりも普通の花(開放花?)の萼片の方が長い傾向にある点について興味深いと感じた。その理由についてAIに尋ねてみたところ、次のような回答であった。
「開放花は送粉者(虫)に見つけてもらう必要があるため、萼片も含めて花全体が発達する。一方で閉鎖花は開かずに自家受粉するため、萼も含めて構造が小型化する」
ヒトから見れば大きさに違いが無いように見えても、体が小さな虫から見れば差があるように見えるということか…まあ、閉鎖花については必要な機能を内蔵できていれば、食害やエネルギー消費を抑えるため、可能な限り小型化する方向に進化するのは理解できる。
また、和名の由来について「ハギ(萩)」は分かるが、「メド」とはなんだろうか?調べてみると、易占いで使用する蓍・筮(メドキ)の材料として本種の茎を用いたことに由来するそうである。「目処が立つ」の「目処」も、易占いのメドキを語源とする説がある。将来の吉凶を占ったことから転じて「目標や見通し」の意味を持つようになったそうだ。
参考文献
- 山溪ハンディ図鑑 1 野に咲く花. p362(メドハギ、ハイメドハギ)
- 山溪ハンディ図鑑 1野に咲く花. p363(シベリアメドハギ)
- 山溪ハンディ図鑑 1 野に咲く花
